2018年上半期最も出数が伸びた出前メニューは!?チーズタッカルビが前年同期比49倍に

トレンドの移り変わりが激しい現代、グルメ界でも様々な商品が人気を得て話題を沸騰させています。本記事では、『出前館』のオーダー情報を元に調査した、2018年上半期に最も出数が伸びた出前メニューをご紹介します。

チーズタッカルビ

「食」ビジネス、IT情報など飲食業界のトレンド情報をお届けする総合メディア『フードテック総研』では、日本最大級の出前サービス『出前館』の最新オーダー情報を元に出前のトレンドを分析。2018年上半期に伸びた出前メニューを調査しました。

2018年上半期、一番の伸び率を記録したトレンドメニューとは? ブームの変遷や伸びた要因を分析しながらご紹介していきます。

調査結果サマリ

1. 2018年の上半期、最も伸び率が高かったメニューは「チーズタッカルビ」
2. 「チーズタッカルビ」は韓国料理のタッカルビをチーズで和えた新大久保発祥のメニュー
3. 外食・中食市場におけるブーム、出前館でのチーズタッカルビ提供店舗の増加、メニューアレンジのしやすさが伸びた要因
4. 「チーズタッカルビ」から派生し、「チーズ回鍋肉」等の二次メニューも登場している

<調査結果詳細>

2018年上半期の出前館における出前注文数を商品ごとに調べたところ、最も商品出数の伸び率の高かったメニューは「チーズタッカルビ」で、4920%の伸び率を記録しました。グルメトレンドとして一大ブームを巻き起こし、そのアレンジのしやすさから派生メニューも続々登場しました。

2018年上半期伸び率No.1の「チーズタッカルビ」とブームの変遷

チーズタッカルビと商品出数の変遷

「チーズタッカルビ」とは、韓国料理のタッカルビをチーズで和えた新大久保発祥のメニューです。タッカルビは鶏肉と野菜をコチュジャンベースのタレで炒めたもので、それにチーズをからめたものが「チーズタッカルビ」です。

大手牛丼チェーンやコンビニ、ファミレスなどで「チーズタッカルビ」が提供されるようになり、外食・中食市場において一大ブームを巻き起こしました。

出前館では、2017年上半期の「チーズタッカルビ」の出前注文数は「タッカルビ」よりも少なかったですが、上記のようなブームの影響により、チーズタッカルビを提供する店舗の数とチーズタッカルビ関連商品の数が増えたため、注文数が大幅に伸びたと考えられます。

韓国料理店以外での提供により出数増加

商品出数とチーズタッカルビ提供店舗数推移

とくに2017年7月から韓国料理店以外で「チーズタッカルビ」メニューを提供する店舗が出たことにより、商品数・商品出数が増え始めました。

2018年1月に「アオキーズピザ」が「おぼれる!チーズタッカルビピザ」を、2月には「伝説のすた丼屋」が2か月限定商品として「チーズタッカルビ風潤沢チーズの牛カルビ丼」の販売を開始。それぞれ「チーズタッカルビ」メニューを出したことで、商品出数が大きく伸びました。

6月に「チーズタッカルビ」の提供店舗が減ったことで出数が落ち込みますが、7月に入り再度店舗が増え、7月23日時点ですでに過去最高の商品出数を記録しています。

派生メニューも続々登場!アレンジのしやすさがブームを牽引

「チーズタッカルビ」ブームに火がつき、「チーズタッカルビ系出前メニュー」が続々登場し商品出数を伸ばしています。

「チーズタッカルビ」はチーズが入っていることからピザメニューとの親和性が高く、先述の「アオキーズピザ」のほか、ローカルピザチェーンや個人店でも「チーズタッカルビピザ」が多く見られました。

どんぶり専門店では「チーズタッカルビ丼」、中華料理店では「チーズタッカルビ」から派生した「チーズ回鍋肉」など「チーズタッカルビ」を元にした新しいメニューも出てきています。このようなメニューのアレンジのしやすさも「チーズタッカルビ」が伸びた要因と考えられます。

<出前で注文できるチーズタッカルビメニュー>

チーズタッカルビ(970円/韓飯)
おぼれる!チーズタッカルビピザ(2,670円/アオキーズピザ)
チーズタッカルビ丼(1,160円/丼まる)
トロトロチーズ回鍋肉 2~3人前セット(3,780円/国産手作り香港飲茶南国苑)

※価格はすべて税込価格です。価格は地域によって異なる場合があります。

『フードテック総研』では、日本の出前・デリバリーをはじめとする「食」産業の活性化に貢献するため、引き続き、最新の出前・デリバリー情報をお届けしていきます!

【調査概要および参考データ】
• 2018年上半期に伸びた出前メニュー
2017年1~6月と2018年1~6月の出前館の商品出数を元に独自算出方法で集計
• 「チーズタッカルビ」の商品出数推移
商品名に「チーズタッカルビ」「チーズダッカルビ」を含むメニューの2017年1月~2018年6月の注文実績

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この記事の監修者

フードテック総研編集部

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